= 旅のプロが発信する旅行情報サイトを活用しよう =
50 Mag's《Cosmic Dance》発行のメールマガジン「山口 俊明/海外個人旅行・特別講座」で、当サイト(http://www.euro-tour.co.jp)が紹介されました。
尚、山口俊明氏のホームページ「ユーロペディア」のアドレスは、
http://www.geocities.jp/euro747/
山口俊明氏のインターネットトラベルNEWSのアドレスは、
http://d.hatena.ne.jp/Europedia/
以下メールマガジンの原文です。
(当記事の掲載は、山口俊明氏の承諾を得ています。)
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50 Mag's《Cosmic
Dance》
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海外個人旅行・特別講座
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by
山口俊明
旅のプロが発信する旅行情報サイトを活用しよう
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「プロ仕様」などというグッズがあると取りあえず試してみたくなる。私の場合、包丁などの厨房道具やアーミーナイフ、軍隊用の救護キット、サバイバル・キット、コンパス、レインコート、システム手帳、非常食などなどだ。
“プロ用”からは外れるが、取材などでレストランを訪れるときは時間をずらすせいもあって「賄い飯」の最中にお邪魔することもある。この「賄い飯」が美味しく見えてしょうがない。こちらの「美味しそう」という表情が見え見えなためか何度かご相伴に預からせてもらったこともある。
「隣の芝生は青い」ではないが、プロ用とうたわれたものはついそれだけで惹かれてしまうのだが、敵も去る者で一般消費者のそんな心情を逆手にとってプロ用でもなんでもないのにそのように表示したものもあるのでご用心。
また、本当のプロ用は素人に使いこなせなかったり、使うと危険でさえあるものもあるので注意したい。
「素人に使いこなせない」危険性はつきまとうが、ウェブ上にもプロ向けの情報サイトがたくさん公開されている。
観光局のサイトにも「旅行業者の皆様へ」などというページがある。たとえば、オーストリア政府観光局公式サイトの「旅行代理店の皆様へ」のページには、「オーストリア・トラベル・ニュース」「ツアー・プランニングガイド」「ハイキング・ガイド
お薦め10コース詳細案内」「ユネスコ世界遺産 おすすめ観光モデルプラン」などのページがある。
「ツアー・プランニングガイド」や「ツアーヒント」と呼ばれるものは、言ってみれば旅行業社向けの「赤本」「アンチョコ」の類い。知られていないデスティネーションやトレンディーな素材が、背景事情などとともに詳しく紹介されているものが多く、旅慣れた人なら参考になる面も多々あるだろう。「ツアーヒント」は観光局以外にも航空会社や現地旅行会社が作っているケースもある。ただし、素人さんには見られないようURLを業者だけに公開したり、パスワードで開くようになっているものも多い。
現地旅行会社、あるいはツアーオペレーターと呼ばれる現地手配会社の「ツアーヒント」にも役立つものが少なくない。最近、惚れ込んでいるものをひとつ紹介しよう。21世紀における「知的欲求を満たし、自己実現を可能にしてくれる『旅』の役割ははかりしれない」という認識の元にヨーロッパ方面の「目的のある旅行計画・企画に役立つ」情報ページを早くから公開している「ユーロツアー
システムズ」のサイトだ。
トップページ上段の「情報ファイル」には「グルメ・レストラン」「ハイキング」「スパ・温泉リゾート」「ワイン・ビール」「文学・映画」「美術・工芸」「庭園・園芸」「都市再開発」「環境保全」「医療・福祉」「教育・生涯学習」など23項目に分けて450件以上の貴重なツアーのヒントがファイルされており、各ファイルからは関連サイトへのリンクも張られている。
トップページ下段には、オフィシャル・サイトを中心にプランニングやオンライン予約に役立つホームページを厳選した「トラベル・リンク集」が設けられている。リンク集は「マラソンの旅」「庭園巡りの旅」「美食の旅」「陶磁器の旅」「テーマ博物館」「オペラ座・劇場」「世界遺産の旅」「ファッション見本市」「観光局・地域情報」「鉄道会社・列車」「空港」など17項目に分類し、分かりやすく整理されている。
リンク集の各項目を開くとアイコン的画像が添えられており、直感的に情報源の選択ができるように工夫されている。
さらに、「ロンドン便り」「海外旅情報」などの現地発の読み物や「掲示板」、ツアー立案に役立つ書籍を紹介し、購入先(Amazon)へのリンクまで張られた「旅の本棚」も用意されている。
情報量が膨大なだけにGoogleでサイト内検索ができるのも便利だ。地名やクルーズ、スキーなどの旅行形態で試してみるとその情報量を改めて実感できる。
「このページはリンクフリーです。旅行会社の方は営業活動にお役立て下さい」と書いてあるように、あくまで、プロの業者向けの情報発信を目指しており、一般旅行者に対してこのサイトの存在をアピールするような活動は行っていないようで、大変もったいない気がする。
「ユーロツアー システムズ」のように、旅行業社向けあるいは現地ツアー参加者向けの貴重な情報を公開しているツアーオペレーターは少なくない。
そのようなサイトを探すには、日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)のホームページも便利だ。「正会員紹介」のページを開くと地域・国別、あるいはウェディング、クルーズなどの手配種別にオペレーターを検索することができる。一部には会員のメールアドレスやホームページへのリンクが張られている。直接の取引先である旅行会社に遠慮してホームページ・アドレスの掲載を遠慮しているオペレーターもあるようだが、そのような場合も正式名称をGoogleなどで検索すると充実したホームページが見つかって驚かされることがある。
なお、OTOAのホームページのトップにある「新着海外情報」には、世界中の協会加盟会社から寄せられる、安全関連情報や美術館等の休館情報、スト・交通機関運休に関する情報などが速報されており、プロの添乗員の多くが出発前の最新情報チェックに使っている。トップバーの「トラベルサポート」からは、現地の安全情報や現在の治安状況、基本情報などを、国別・都市別に閲覧することもできる。「旅の情報館」には、ブロードバンド対応の海外ビデオのストリーミング配信や「お役立ち豆知識」、「トラブル対処」コーナーがある。
4万に及ぶ旅行関連サイトを網羅した「旅行リンク」の「海外の旅行会社」のページにもオペレーターを中心に315社がリンクされており、「海外地域情報」のページとともに貴重な情報源だ。
現地を頻繁に訪れている旅行のプロの情報としては添乗員が発する情報も貴重だ。最近は、多くの添乗員が独自あるいは共同でホームページを開き、同業者同士の情報交換ばかりか、一般旅行者への情報提供も行っているので大いに活用させてもらおう。
日本添乗サービス協会のホームページにある「現役添乗員のHPリンク集」や元添乗員が仕事中の出来事や思いを公開している「セカンドクラスの添乗員」の「旅リンク」→「添乗」のページに添乗員のホームページのリンクがある。後者では、貴重な自作の添乗資料の一部も公開している。
「旅たびNET」という添乗員、現地ガイド、旅行会社員など旅のプロから旅行会社に就職したい人、旅好きの人、海外に住んでいる人などが情報や質問を持ち寄って交換するコミュニケーションサイトもある。現地特派員レポートや海外在住者の連載コラム、添乗員ならではの記事が並ぶ「ツアコンカフェ」、旅のクチコミ掲示板など貴重な情報が満載。リンク集も要注目だ。
同じようなサイトとしては、「旅行業界最前線」も見逃せない。旅行好きによる旅行好きのためのコミュニティーサイトで、旅行業界で頑張る人を応援することをモットーとしている。
「モバイラーツアコンの旅ちゃんねる」というユニークなサイトはモバイル・トラベラー必見だ。現役女性ツアーコンダクターによる世界各国からの「モバイル通信」を連載しており、「海外で繋ごうパソコン術」も役に立つ。
「海外旅行役立つネッと」は、添乗経験豊富な旅のプロが海外旅行の準備に役立つ情報を提供してくれている。「携行品」のページには貴重品、手荷物、トランクと携行品を収納場所ごとに分けたチェックリストが掲載されており、「季節の異なる場所に行くときの服装アドバイス」、「業務渡航の人は」、「国際会議に出席する人は」といった助言も添えられている。各地の月ごとの最低/最高気温が東京との比較も添えて一覧表になっている「現地の気温、何度くらい?」のページも便利だ。
オーストリア政府観光局公式サイト
http://www.austria-connection.at/anto/index_ae.html
ユーロツアー
システムズ http://www.euro-tour.co.jp/
日本海外ツアーオペレーター協会 http://www.otoa.com/
旅行リンク
Travel Page http://www.ryokolink.com/
日本添乗サービス協会 http://www.tcsa.or.jp/geneki/link02.html
セカンドクラスの添乗員 http://www002.upp.so-net.ne.jp/mikuroom/
旅たびNET http://www.tabitabi.net/
「旅行業界最前線」 http://homepage2.nifty.com/tdweb/top.html
モバイラーツアコンの旅ちゃんねる http://members.aol.com/ShinkoY/
海外旅行役立つネッと http://www2s.biglobe.ne.jp/~paljoy/index.htm
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